施工前
数年前に塗装をされており、2回目の塗装になります。
息子さん家族と同居されるタイミングで、塗装をさせて頂きました。
板壁と漆喰のお宅です。
板壁はキシラデコールのパリサンダを使用しました。
キシラデコールは保護効果の高さだけでなく、木の美しさをさらに引き出す自然なカラーでも高く評
価されています。
色名は原産国であるドイツにて発色からイメージされるさまざまな木材の名前からつけられています。塗装による美観アップ効果は非常に大きく、小さな面積でも色によってガラリとイメージを変えることができます。
下地の木の色よって、発色が変わりますので、色の調整をしないといけません。
まずは下地の木の洗浄などを行います。
すごい勢いで水による高圧洗浄を行っていますが、ちゃんと木の性質や、どういう木材を使用されているのかなどを把握した上で行っています。
しっかりと乾燥させる時間をおいて、
この屋根の裏の軒天にあたる部分もキシラデコールで塗装致します。
そして、外壁もしっかりキシラデコールで塗装致します。
壁面の板の隙間も綺麗に塗り上げます。
このように塗る前と塗る後ではこんなにも色合いが変わります。やはり、重厚感のあるカラー表現ができると、住宅そのものに高級感が出ますね。
仕上がりの色です。
こういった、木の板を外壁の部材として作られてある家屋は、雨や地面に落ちた雨水が砂や泥をはじいたりして、外壁についたりする箇所から、腐食が始まったりしやすいです。
ですが、今回のようにキシラデコールなどの耐腐食性に優れた塗料で綺麗に塗装施工すれば、耐久力が上がるのはもちろんのこと、家屋の外観が新しくよみがえるというのも外壁メンテナンスで尾進める要素となります。
外壁塗装完工しました。
とても深い色に仕上がりました。
綺麗になって、息子さんたちも気持ちよく住むことができますね。
すこし余談になるかもしれませんが、今回玄関の軒廻りと、玄関の柱は、あえて違う色で塗装しています。
上がビフォーで下がアフターの画像です。
見ていただければわかりますが、建物玄関の色のメリハリがでて、玄関の扉や、玄関の外壁の石材の色とのバランスがとても良くなり、全体的な重厚感がありつつも、人を迎え入れる玄関は、圧迫感の無いイメージに仕上がりました。
言葉としてどう伝えればいいか、わからないのですが、玄関周りの雰囲気が、生き返った、生きているというような感じと伝えればいいでしょうか・・・
もともとの建物の設計やデザインが優れてあったというのもこの色で表現できた事だと感じています。
こういったご提案も、お客様とさせていただいて、一つ一つ、なぜ、その理由は?という事をお伝えさせていただいています。
施行を賜り誠にありがとうございました。