施工前
昨年、ご近所で塗装をさせて頂いた、N様からのご紹介です。
コーキングの割れ、ヒビが気なるという事で、お見積り依頼のお電話を下さいました。
同じくらいの時期に建てられていますので、N様の近くのお宅は何軒か塗装させて頂いており、同じく、白い外壁ですので、気になられたようでした。
周りのお宅が、キレイになると、気になってきますよね。
コーキングを一番に気にされていて、最初は、コーキングのみの見積もりもご用意しましたが、何年か後には、外壁の塗装も必要になりますし、早めに塗装をしたほうが、外壁自体の痛みも違ってきますので、コーキングの打ち替えと、外壁の塗装をさせて頂くことになりました。
外壁の塗装については、もともとの模様を生かしたいという要望でした。
もちろん、イーハウスでは、このようなもともとの模様を生かした塗装も対応可能です。
というわけで、簡単ではありますが、その時の工程を紹介しますね。
洗浄を行います。
すみません写真の撮り忘れです。
しっかりと洗浄しております。
この洗浄については、しっかり行っておかないと、その後の塗料の乗り方が全然変わってきます。
塗料の乗り方が全然変わるということは、塗装後の耐用年数にも関係してくるということです。
地味な工程ではありますが、行うために絶対必要な工程です。
もし、激安な塗装業者で、この洗浄工程が無い場合は、耐用年数も低くなりやすいので、安いというメリットを上回るくらい、耐用年数の低さでデメリットが浮き彫りになるということもありますので、今外壁塗装を希望さてある方は、ご注意いください。
シーリング工事
シーリングはオートンイクシードにて、全打ち替えをしています。
洗浄後、塗装前に行う工程です。(写真を撮り忘れています💦)
先ずは、古いシーリング材をキレイに除去します。壁に密着しているシーリング材もカッターでキレイにはがします。
シーリングの奥には「バックアップ材」という、太いコードのようなものがある場合があります。
その場合バックアップ材の劣化具合を見て、バックアップ材を交換するかどうか判断します。
バックアップ材の役割は、シーリングと密着しない点です。
つまりシーリングが3面密着してしまうと、柔軟性が損なわれますが、シーリングの奥にバックアップ材があることで、シーリングと密着しないため、柔軟性が維持されます。
柔軟性が維持されるということは、多少の環境の変化にも耐えてくれる許容量が生まれるということです。
なんでもかんでもガチガチに埋めてしまえば良いという事ではないのです。
またシーリングの深さの調整の役割もあります。
今回は、バックアップ材も交換しました。
①旧シーリングがとれたら、シーリング材が余計な場所につかないようにサイディングボード部分をテープでしっかり保護します。
②シーリング材を塗る前に下塗り剤の接着プライマーをぬります。シーリング材がしっかり密着するようにします。
③コーキングガンを使用してシーリング材を充てんします。
④コーキングを充てんしたあと、空気が入らないようにヘラでしっかり密着させます。
⑤養生テープをはがして、乾燥させます。
以上の工程で、シーリングの打ち直しをしていきます。
外壁下塗り 2回
下塗り エポパワーシーラ― 2回塗布
外壁 上塗り 2回
上塗り アステックペイント シリコンREVO1000 ストーン
一気にキレイに仕上がりましたね。
軒天
こちらも、いつもお伝えしていますが、しっかり保護しておけば、軒裏のパネルが破損したりする事を予防してくれます。
雨風で劣化すると、そこから害獣の侵入を許してしまったりすることもあります。
軒天を塗装するのは、そういった事を予防する目的もあったりします。
軒天 浸透シーラー
ケンエースにて塗装
完工しました
白の外壁から、少しクリーム色のようなストーンという色になって、メリハリがついて雰囲気が変わり施主様も、写真ではわかりにくいですが、模様もきれいに出るようになって大変喜ばれました。
ご依頼ありがとうございました。